「税金」
建物を新築したり、増改築した場合にかかってくる
税金には次のようなものがあります。
・登録免許税
・不動産取得税
・固定資産税
まず、登録免許税は、建物を保存登記する場合にかかる税金なので、
建て替えの場合は必要ですが、増築のないリフォームの場合は
ほとんど必要ないでしょう。
次に、不動産取得税ですが、この不動産取得とは、新築だけでなく
増改築も含まれています。
しかし、現実には、条件さえ満たせば、1200万円の控除が
ありますので、一般的にはゼロになる場合が多いようです。
(あくまでも取得金額ではなく、課税標準額が基本となります)
最後に、固定資産税ですが、こちらは馴染み深いので、
説明するまでもないでしょう。
新築の時が一番、評価額が高く、年々、評価額が下がっていくため、
固定資産税も少しずつ安くなっていきます。
(※ただし、新築の場合、当初3年間は減税措置があり、
4年目から税金が通常通りとなりますので、いきなり
金額アップして驚かれる方もいらっしゃるようです。)
ですから、固定資産税は、建て替えの方がリフォームよりも
高くなる!
とついつい判断しがちですが、大々的に行う「そっくりさん」の
ような工事を行う場合には、新築同様とみなされ、しかも新築時の
減税措置もなくなる・・・というケースもあるようです。