その家づくり計画で予算オバーしませんか?

建築サポートの安くても良い家。

自然素材x高断熱xデザイン住宅。

佐賀デザイン住宅&CASAVIVACE。

詳しくはこちら。

CASAVIVACE/自然素材×イタリア製建材×オリジナル家具付きデザイナーズ住宅|建築サポート (jyuutaku-sienn.net)

 

 

その家づくり計画で予算オーバーしませんか?
住宅相談でよく聞くんですが、大手ハウスメーカーと1か月ほど打ち合わせをしていて最終に見積もりを出してもらったら1000万円単位の予算オーバーした。
予算が全然足らないのでそこのハウスメーカーはやめた!


ふ~。
こんな感じの打ち合わせをされている人も多いのではないでしょうか。
なぜこうなるの!
原因はカンタンな話です。
最初に予算、お金をの話をしていないからです。


私にとってはお金の話は一番なので真っ先にお金の話をします。
お客様にとってもお金の話が大事なんですよ。
時々、いくらの予算で家を建てたらいいのかわからない。


なんておかしなことを言う人もいますが、そのような人はまだまだ大事な情報が集まっていません。
家づくりの相談をするには早いのです。


まずは自分たちはいくらの予算で家を建てるのか?
住宅ローンはいくらまで返済できるのかをしっかり考えてください。
家づくりは大金がかかります。


その大金は借金です。
そしてその借金が資産になるかただの借金で終わるかはお客様=施主様の家づくりの考え方一つです。
お金のことももちろんですが、どのような家を建てるのか?


住宅性能はいくらにするのか?
デザインはどうするの?


最低限このくらいは考えておかないと家づくりは失敗します。
特に自由設計の注文住宅を建てるということは、ハウスメーカーのブランド住宅を買うということではなくあなたや家族が30年、50年と暮らす家を建てることです。
人生で一度だけのマイホームを建てることです。


ダイヤモンドや車を買うのとは意味合いが大分違うということを考えたら失敗や後悔をすることはないと思います。
このように家のことやお金のことをあまり考えないでハウスメーカーの言うう通り、ハウスメーカー任せにすると、後で失敗した後悔したというようになります。


失敗や後悔をしない唯一の方法はあなた自身がお客様ではなく施主になって信頼できる相談先と相談しながら家づくりを進めることです。
お金のことも材料や性能、デザインのことも腹を割って話し合う。


そうすれば、たとえおかしなところがあっても、ここは間違ったな!というだけで失敗した。とても後悔しているとは思いません。
一生懸命に家づくりのパートナーである相談先と話し合い考えた挙句のマイホームだから達成感はあるけれど後悔はないはずです。


私たちが一番怖いのは「こんな家を建てなければよかた」
「こんな建築会社で建てなければ良かった」です。


間取りも大体決まり最後の見積もりで予算オーバーする。
そんな家づくり。
お客様も住宅営業マンも最初にお金の話をしなかったんでしょうか?
家づくりで一番重要なのは家づくりの相談先ということがこれでわかるはずです。


ハウスメーカーや建築施工会社は本当の意味での家づくりの相談先にはなりませんし、お客様=施主と同じ考え目標で家づくりをする信頼できるパートナーにはなり得ません。


なぜなら施主とハウスメーカーや建築施工会社は利害関係がハッキリわかれるからです。
施主は安くても良い家が欲しい。


ハウスメーカーや建築施工会社は高くて利益が適正にそれ以上に出せるお客様が欲しい。
ね!完全に施主様とハウスメーカーや建築施工会社の想いは違うわけです。


だから建築サポートのような会社はハウスメーカーや建築施工会社から詐欺の会社だとか、安くても良い家ができるわけがない。
相場より500万円、1000万円安くできるはずがないと言われます。


私からしたら、そういう会社は施主さんのことを一番に考えていますか?相場より500万円、1000万円安くする努力を何年もかかり今もしていますか?
施主さんの予算を守るために身を切る覚悟がありますか?
利益1万円で家づくりをやる覚悟ができていますか?


利益が極端少なくてもアフターをやると言い切れますか?
ということを強くいいたいですね。
私はその覚悟が5年くらい前にできました。


いつも前置きが長いです(笑)
さて、今日は予算オーバーした時の話です。


要望をお聞きしそれを図面にして、概算見積もりを出すのですが、大方、予算をオーバーします。
それはそうでしょう。


建て主さんに要望を全て出してもらい、建て主さんが希望する間取りや設備、仕様でそのまま見積もっているんですから、予算内に納まるのが稀なことです。
予算を軽くオーバーしているのですから、このまま進めるわけには行きません。


で、何をするかと言うと、良く設計事務所の住まいづくりの中で
聞くこともあると思いますがVE案を出すことになります。


VE案とは、性能を同等で、代用品を使うことでコストダウンを図り予算内に納める方法です。
予算オーバーした場合、仕様をグレードダウンしたり間取りを変更したり、規模を縮小したり・・・


ただ、その結果、安い材料を使った予算重視の安物住宅になったら本末転倒ということになります。
性能、品質を変えずにコストを下げる方法はないのだろうか?


と考えるのがVE案、減額案という訳なんです。
これは、施工側から、出されることもあるし、設計側からのこともあります。


例えば、日ごろ安い価格で仕入れている、メーカーに変えるとか
標準的な施工納まりに統一したり。


大きく予算オーバーしている場合は間取りの変更、規模の縮小
を考えなければいけませんが、できるだけ建て主さんの要望に優先順位をつけて、間取りがある程度決まってからの間取り変更は避けたいところです。
業者「この壁材をこちらに変更すれば約30万円は下がります」
建て主「いや~この壁材は絶対使いたい」
業者「では予算を上げましょう」
建て主「いや~予算はそのままがいい」
ふう~家づくりも大変だ!

 


■■■■【建築ワンポイントアドバイス】
このVE案は見積もりの金額をみて、金額の大きいところを代替え案を出すわけですが、見積金額そのものが適当な場合はどのような代替え案をだしたらいいのか判断がつきません。


また、建て主さんにもいろいろな仕様を決定してもらわなければ
ならないのですが、これも金額が正確でない見積もりでは判断する根拠がわかりません。


このようにコスト調整をするにも、原価を公開し材料と人件費、会社経費を分けた、資金計画や見積もりが大事かも・・
明細を出すかどうかは別ですが・・


今は、工事費+設計費+設計費、保証その他必要経費を出してもいいかもですね。
明細までとなると面倒で時間がかかります(笑)


最近は見積もりということではなく資金計画を出すようにしています。予算配分ですね。見積もりはどんなに細かく積算しても正確に原価を出すことは不可能です。
だから総予算内での予算配分を作り設計図を詳細に作る方法に変えています。220617

  • お問い合わせ 住宅相談会のお申込み
  • ページ上部へ