建築サポートの高井といいます。

「施主と一緒に作る家」いまさら何を言ってるんだろう
私は、佐賀県嬉野市で建築会社を営んでいる、高井といいます。
県内にお住まいの方なら1回ぐらいは温泉につかりに行ったことが
あると思います。
温泉は「あ~きもちよか~」その嬉野市という温泉で有名な町で33年間家づくりの現場に関わってきました。

事務所は塩田町です。

「さて、私の話しを少し聞いてくださいね」

私は、ハウスメーカーや地元の大きい建築会社の仕事を多くやってきました。
「手間請けというやつですね」
長年家づくりをしてきてわかったことがあります。

施主さんにとって「快適に住める良い家」「快適に住めない悪い家」「自然素材の健康住宅」「化学素材の危険な住宅」「家族が幸せになる家」家族が不幸になる家」と、今の家づくりが、はっきり分かれるようになってきていると思います。
「成功する家づくり」も「失敗する家づくり」も当たり前のことを知っているか知っていないかの違いだけだと思うのです。
「その当たり前のこととは何だと思いますか」
「施主と工務店が一緒になって考えて家を作る」
ということだと気づいたんです。

「これってどこのハウスメーカーでもやっているんじゃないの」
と言われそうですが、実際は施主さんそっちのけで話が進む場合が多いんですよ。

その証拠に、家に使う材料の良し悪しやその材料の本当の値段などをあなたは知っていますか?
例えば、現在、ほとんどの家で使われている「合板フローリング」
「この合板フローリングは、ベニヤの上に厚さ2ミリ程度の薄い木を接着材で張ってあります。価格は仕入れ価格で坪3,000円程度で安く収縮もしないのですが、その接着材に健康を害する化学物質が少し含まれています。人によってはシックハウスになる建材です。
対応年数は25年で・・・・・」

 

このような説明を受けているのでしょうか。
ほとんどの施主さんがこのような話は聞かれないと思います。
だって、本当の事を言ったら施主さんが「他の床板を使いたい」っていったら面倒ですもんね。価格も高くなってしまいます。
もしそれが契約後だったら、「上がった分のお金は誰が負担するの」
とトラブルにもなります。

「今の家づくりは不透明な部分が多すぎる~」
これが、少し前に建築業界で問題になった構造偽装や欠陥住宅の原因なのです。

「もうお分かりでしょう。」

施主と一緒に考えて作ると言うのは、家づくりの全ての情報を施主さんに公開して施主さんと私たち建築業者が一緒になって「適正な施行費できちんと丁寧に作りより良い家を作りましょうよ」と言うことです。

全ての情報を公開する事が、施主さんと私たち建築業者が満足する家づくりをするための基本となります。
「家づくりの成功」「家づくりの失敗」も当たり前のことを当たり前にやっているかやっていないかの違いだけだと思います。
私自身、家づくりの当たり前のことをやらずに大失敗した経験もあります。多くの情熱を投入したのに何の成果も作り出せない惨めな結果に終わりました。

私は、建築家ではありません。
特別な知識を持った専門家でもありません。ごく普通の建築会社の経営者です。

 

今は建築会社というより、家づくりをサポートする建築事務所といったほうが実態に合っているでしょうか。


難しい事や専門的なことはお話する事ができません。
ただ、今まで45年の家づくりをしてきた中で、気づいた事、感じたことをこのブログでお伝えしたいと思います。

このようなブログがこらから「夢の我が家をつくろう」と言う方のお役に立てればこれほど嬉しいことはありません。

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