快適で質の良い睡眠を得るには、就寝前に
・ぬるめのお風呂でゆっくり体温を上げる
・電球色で暗めの照明で過ごす
・スマホなどの画面を長時間見ない
などを習慣づけることが大切だとか。
一日の規則的な明るさの変化は、体内時計のズレをリセットし、
健康的な生活リズムを維持するために欠かせません。
そういえば、ストレスが溜まると、
光が眩しく感じられることを高井さんはご存知ですか?
ストレスが溜まると自律神経が乱れます。
自律神経が乱れると瞳孔が収縮しにくくなります。
そのため、光を眩しく感じるんです。
ストレスを溜めにくくするには、正しい食事や運動だけでなく、
質の良い睡眠でしっかり休息することも欠かせません。
お互いに気を付けたいですね。^^;
ところであなたは、子供部屋を設ける予定ですか?
その部屋は、勉強にも睡眠にも用いる予定ですか?
前回お話ししたように、勉強に集中できるの照明は昼光色です。
しかし、昼光色は脳を活性化させるので就寝前には避けたい照明です。
必要な場所だけ明るくしたいなら、
学習机にスタンド照明を置きましょう。
天井に設置した全体照明は、机の位置によって手元が暗くなります。
パソコンの画面に反射した光は、目に悪影響を与えます。
スタンド照明を併用すれば、その不具合を解消できます。
全体照明を電球色などの穏やかな照明にすれば、
就寝前の時間をリラックスして過ごせます。
全体照明と部分照明を併用すれば、それぞれの短所を補えます。
子供が夕方まで外遊びするのが当たり前だった時代は、
光の強さや色が変化する中で過ごしていました。
遊び疲れると寝つきも良くなります。
体内リズムを整えるには最適の環境でした。
しかし、外遊びできる環境を失った子供は、
光の変化を体感できる時間が減っています。
夜11時過ぎまで塾で過ごしている子供は、
強くて明るすぎる光を浴び続けています。
そんな光の環境は、
不登校や「うつ」の一因になっているという意見もあります。
寝る直前まで明るい場所で過ごすことが原因で
・ストレスに弱くなる
・疲労回復しにくい
など、心身に様々な悪影響が現れたら幸せな暮らしは望めません。
家族がより幸せに暮らすために建てる新居。
ならば、建物の性能や間取り、デザインなどの一般的なものだけでなく、
明るさや光の色についても関心を持ち、
家族に適した照明を厳選したいですね。
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