これからの家づくりはエコ住宅

これからの家はエコ住宅になることは間違いありません。

国も業界もその方向性です。

 

今日は家づくりをされているHさんからのメールに対する返信を

そのままお伝えします。

あなたの家づくりに役立つかもです。

いや、役立ててくださいね。

返信メールそのまんま(笑)

 

私たちも数字だけを見て快適だとか断熱性能は高いですよと

言いますがその証拠を示せないところが問題だと思います。

体感ハウスをつくればそれがベストですが、その費用を

お客さんの建築費に上乗せして回収しなければならなくなりますし、

コスト削減とは逆の方向にいきます。

 

また、お客さんもどのくらいの暖かい家、エコ住宅を求めているのか?

それぞれ違うので一律にこれが一番だと言えないところもあります。

だとすれば、それぞれのお客さんの率直な声を聴き、その声を基に

家づくりを企画計画していくことがベストかな?

何て思っています。

 

家づくりでの優先順位が人よりコストであったり断熱であったり

キッチンであったり違いますからね。

その人のご希望に応じでアドバイスをしています。

また、断熱性能や耐震の数値ですがこれも当てにできません。

要はきちんと施工が出来てその数値が出るのであって、施工が雑なら

その数字は出ません。

ここは非常に重要です。

 

図面上断熱も耐震も最上級の家になっていても

実際はワンランク下のグレードというのもよくある話です。

 

少し前に、ニュースになっているレオパレスですかね。

あんなことも普通に起るわけです。

日本はこれからエネルギー問題に直面していくと思います。

国の住宅政策もご存じのように舵を切っているところです。

なので、今後の家づくりは少しでもエネルギー消費量を

少なくするために、住宅のエコ化を進めていくことが

重要になります。

 

ただ、アンケートをとったら

まだまだエコ住宅の良さやメリットが十分理解されていない

ことも問題かと思います。

 

建築コストも高くなるのでそこも大きな問題になります。

アンケートでは4割近い人が相場より高いなら買わないと

言っていますからね。

コストを下げることも重要です。

これからは金利政策や補助金なども

「エコ住宅」でなければ

優遇されなくなっていくでしょう。

話は変わりますが、

 

エコ住宅先進国のドイツや住宅先進国では、

2021年から二酸化炭素を排出する住宅は

「法律違反」となり、建てることができなくなるそうです。

 

本当はこの位やらないといけないのですが、日本は本当に

建築業者を優遇しすぎです。

国は施主さんより建築業者を大事にしているというのが良くわかります。

 

ドイツでは新築はもとより

既存住宅4000万戸全てを断熱リフォームして

エコ化しなければならないと決定したそうです。

建築業者もエコ住宅に本腰を入れて取り組めば

事業としても悪くない建築業界とも思えるのですが。

 

 

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