今日は、将来を考えた住まいづくり
についてです。
◆住まいづくりは、今のことばかり考えずに
将来どうなるのかを考えて行う必要があります。
ですが将来と言っても、あまりピンとこないですよね。
予想がつかない先のことを考えることは
できないという方も多いかもしれませんね。
あなたはどうですか?
それでは、今現在を見つめてみましょう。
“住んでいる場所”“住んでいる家”“住まい方”です。
そして今現在から少しずつ先に目を向けていきましょう。
◆まずは住んでいる場所(地域)からです。
あなたは、今住んでいる地域に不満がありますか?
家族みんなで思いつくまま挙げてみてください。
不満はありましたか?
これは今現在の気持ちですよね。
では『今』から『近い将来』まで、家族の時間を進めてください。
ライフスタイルの変化で不満も大きく変わってくるものです。
例えば、夫婦2人だけの時、
“夫婦共に通勤に不便”や“交通の便が悪い”などでしょうか。
小さな子どもを育てている時期には、
“子どもの学校が遠い”“子どもの保育園が遠い”
また、慣れない子育ての中何かと頼ることが多く
“親の家が遠い”というのも大きな問題になるでしょうね。
働くお母さんなら“保育園の激戦地域”もそうかも
しれません。
そして、子どもが大きくなれば、
“地域の学校の評判の良し悪し”“繁華街が近く治安が悪い”
とか。
もっと先、子どもが独立し夫婦2人に戻ったとなれば、
また違ったものになるでしょう。
◆どの辺りに住みたいのか
家族との話し合いで意見がいろいろと出たところで、
どの辺りに住みたいのか?を考えてみます。
例えば、
今は夫婦2人だけど、近い将来子どもが欲しいと思っている。
もし子どもが産まれても共働きの予定なので、
自分の親の家や良い保育園の近くが良い。
しかし、子どもが少し大きくなれば静かで近くに公園もあり、
でも交通の便も良い他の地域に住みたい。
このような場合は、あと数年は希望する地域に賃貸で住み、
その後、新たに希望している場所に家を建てて引っ越す予定、
ということになりますね。
もちろんライフスタイルが予定通り変化していくかどうか、
また、希望する地域に良い土地が見つかるかどうか、
それはわかりません。
でも、漠然とどこに住みたいかを考えるよりはずっと現実的
ではないでしょうか?