注文住宅は地域の工務店で建てよう

注文住宅を作る場合はハウスメーカーか工務店、建築会社に頼む

 

わけなんですが、よく「ハウスメーカーが安心よね。」

 

と言われる方が多いのですが、私の考えは違いますね。

 

確かにハウスメーカーは大きい会社で利益もばっちり取っているので

 

倒産のリスクは低いかも知れません。

 

しかし、これも100%大丈夫といえるものではありません。

 

 

一方大工さんや小さい工務店の場合は、傍からみるといかにも

 

貧弱ですぐつぶれそうなイメージがありますが、それは

 

単なる思い込みです。

 

もともと大工さんや小さな工務店は株式会社や有限会社ではないので

 

倒産しません(笑)

 

 

大きな株式会社は倒産したら家づくりの責任も全て放棄します。

 

家は50年以上その地域に建ち続けます。

 

施主さんも住み続けます。

 

そのうちにメンテナンスも必要になるでしょう。

 

改装工事もあるかも知れません。

 

その時、果たして、30年先、大手のハウスメーカーは存続しているでしょうか?

 

疑問です。

 

 

一方、大工さんや工務店はどうでしょう。

 

大工さんや小さな工務店は倒産しない代わりに

 

後継者がいないという問題があります。

 

後継者がいなければ、メンテナンスもリフォーム工事もほかの所に

 

依頼するしかありません。

 

 

このように考えると

 

ハウスメーカーも大工さん、工務店も存続し続けることが

 

重要なんですね。

 

なので、後継者が育つ小さな工務店が一番安心ということになります。

 

 

それと実際の施工に関して言えば、ハウスメーカー自身は施工する社員

 

を持ちません。ハウスメーカーは家づくりをしているのではありません。

 

株主のことを考え、会社運営のことを考え、広告戦略を考え

 

如何にして数多くの人に家を売ることを主な業務にしています。

 

それはそれでハウスメーカーとしては当たり前のことですから

 

否定はしません。それぞれの会社の自由です。

 

しかし、元請の建築会社がそのよう考えや方針ではでは施主さんは

 

困るのです。

 

 

その結果、下請けや孫請けの大工さんが少ない賃金で仕事を

 

するようになります。

 

理由はわかりますよね。なんども言っているので。

 

そう。あなたも知っている、

 

 

広告宣伝費及びその他経費、最も大きいのが大工さんや工務店の人件費や経費までも

 

取ってしまう中間マージン搾取です。

 

その結果、少ない賃金で質のいい仕事を求められても

 

できないんです。

 

 

そして最悪、ハウスメーカーが分からないところで手抜くんですね。

 

それが、今も問題になっている欠陥住宅の原因にもなるわけなんです。

 

誰だって赤字になる仕事をまともにやりたくない

 

というのが本心ですからね。

 

 

そうならないためには、中間マージンを省き、その分を直接大工さんへ

 

渡せば、適切な施工ができます。

 

直接現場で働く大工さんに腕を思う存分発揮してもらいましょう。

 

 

そして施主さんとの信頼関係を結ぶのが一番です。

 

 

今までの下請け構造ではどうしても施主さんと大工さんは

 

直接のつながりがなく大工さんにとってのお客様は施主さんではなく

 

仕事をくれるハウスメーカーであり大手建築会社なんです。

 

そこら辺が分からないと、家づくりで大きな失敗をします。

 

家の建築は出来上がったら「ハイ終わり」ではなく

 

そこから家守りが始まります。

 

 

そしてその家守りができるのは、実際に工事をした大工さんであり

 

工務店なんですね。

 

 

これから家を建てる人は、早くハウスメーカーの広告戦略の呪縛から

 

逃れることを願っています。

 

 

断言します。

 

一生のうちで一番高い買い物の家を建築するのに

 

一番安心な業者は後継者がいる大工さんであり小さな工務店です。

 

そうはいってもなかなか一般の人が、いい大工さん

 

腕のいい大工さん、まじめで、誠意がある工務店を

 

探すのは至難の業です。

 

 

そこで現在、「家づくりは商売ではない」

 

施主さんのために仕事をしていると言い切ることができる

 

いい大工さんやまじめな工務店を紹介しています。

 

家づくりに真剣な施主さんと家づくりにまじめに取り組んでいる

 

大工さん、工務店の橋渡しができれば幸いです。

 

 

誰のために仕事していますか?ときかれれば

 

私はもちろんなんの迷いもなく「施主さんのためです」と答えます。

 

 

なぜなら施主さんのおかげで私も家族も平穏に毎日暮らせますからね。

 

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