建築工事は人がやるもの。人には間違いがある。

建物の内装に関して、他にも幾つかの工事があります。

 

内装仕上工事

 

壁紙・床、カーテン、フロ-リングから、

 

ビニールシートカーペットなどに至るまで、

 

様々な商品で室内をコーディネートする工事です。

 

仕様の間違い、色の確認等に注意しましょう。

 

また、用途や部屋の環境に合うものを選ぶこと。

 

 

 

設備機器取り付け

 

キッチン・トイレ・エアコン・照明器具等の取り付けをします。

 

配置・動作に注意しましょう。

 

実際にサンプルを確認するのも良いでしょう。

 

 

 

洗い工事

 

内装工事が出来上がり、照明器具や衛生陶器などの

 

器具が取り付けられ、いよいよお引渡しとなります。

 

その前に建物の清掃及びフロアーなどのワックス掛け

 

を行なう工事です。

 

別名「美装工事」とも言います。

 

工事でついた汚れが残っていたりしたら嫌ですよね。

 

 

 

これらの工事が終わればほぼ完成となります。

 

高井さん、ここで安心せずに最終チェックを行ないましょう。

 

 

 

見える化検査

 

引き渡し前に、施主さんと施工した業者と共に

 

設計図や打合せ通り施工されているかチェックします。

 

具体的には、引き出し、扉などの開閉はスムーズか?

 

クロスにしわやたるみはないか?

 

床鳴りやきしみがないか?

 

さび水が出ないか?

 

電気はちゃんとつくか?

 

などです。

 

 

すべて問題なければ良いですが、ある場合は業者に

 

手直ししてもらいましょう。

 

 

見える化検査なんて変な名前ですね。

 

これは、施工業者の施工の不具合について

 

隠すことなく、施工業者自らの申告

 

で施工をチェックするためにこのような

 

名前を付けました。

 

いくら、施主が検査したところで

 

きずかないところが多いので、工事した者が

 

自分で正直にまた客観的に見ることが、大事かな

 

と思っています。

 

 

ところで、

健康や素材への関心から、自然素材の建材に注目が集まっています。

 

左官仕上げの内壁(漆喰など)も増えてきました。

 

ですが“健康”“調湿効果”などに過大な期待をしていてはいけません。

 

 

施工中のにおいや、仕上げの難しさ、コテむらの風合いなどを理解すること。

 

いくら調湿効果があっても風通しが悪ければカビが生えることもある。

 

コテ跡を強調する仕上げは、壁に手をついたり、カーテンが

 

触れただけでも表面が削れ、

 

粉じんになることもある。

 

 

ドアやサッシの強い開け閉めで四隅にひび割れが生じることもある。

 

などを知った上で適した場所に適した建材を使ってくださいね。

 

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