●70歳以上の7割以上は高血圧
年齢を重ねるほど発症リスクが高まる『高血圧』。
日本人患者の9割以上は、その原因が不明だといわれています。
(これを本態性高血圧症といいます)
高血圧というと、それほど重大な病気だと思わないかもしれません。
しかし、動脈硬化が心臓肥大が静かに進行し、
やがて心筋梗塞、心不全、不整脈、脳卒中、動脈瘤など、
循環器系の病気を引き起こす可能性が高いので、
決して油断ができないものなんです。
では、あなたが将来高血圧になる可能性が高いかどうか、
以下のチェックリストで調べてみましょう。
●いくつ当てはまりますか?
1.運動不足である
2.酒を飲む
3.煙草を吸う
4.ストレスを感じやすい
5.野菜や果物の摂取量が少ない
6.塩分の濃い料理が好き
7.両親や祖父母が高血圧である(遺伝)
さて、あなたはいくつ当てはまりましたか?
余談ですが、1~5は
薄毛や抜け毛、肌の劣化の原因にもなるんですよ。^^;
●寒暖の差は、血管に大きな負担を与えます
老化した血管は、若い頃のように柔軟ではありません。
血管が固いと、血流が少し増えるだけで血圧が上がります。
ということは、
もし寒い脱衣所から熱いお風呂へ行ったら・・・。
暖かいリビングから寒いトイレに行ったら・・・。
血圧が大きく変動することは、容易に予想できますね。
高血圧の持病があると、さらにリスクは高まります。
かといって、
トイレや脱衣所だけを暖めれば良いというものではありません。
室内が寒いと、日常生活での運動量も減ります。
若い間は気にならない程度の違いかもしれませんが、
高齢になると、この運動量の減少が、
運動機能の低下を加速させる原因になるんです。
『冬、暖かい家』は、いつまでも元気に過ごすために
重要な役割を担っています。
●本当に快適な家を考えるなら冬の備えを!
通風で涼しさを求めたいのは分かりますが、1年を通してみてみると
圧倒的に暖房が必要な時期が長いというのが分かります。
そう考えるとまずは冬対策をしっかりやることが重要になります。
ちなみに
快適な室内の冬の温度と湿度は以下の通りです。
湿度20%で温度が24℃
湿度50%で温度が23℃。
湿度80%で温度が22℃
以上でまずはしっかり冬暖かい室内の家づくりをされたらいかがでしょうか。
快適な室内湿度は40%~60%と言われています。
冬の湿度は50%温度が23℃、夏も55~60%の湿度で温度が26℃の温度設定で
快適に暮らせますよ。