工務店や建築会社への支払い

家づくりの費用は

 

複数回で支払うのが一般的です。

 

 

支払回数は業者によって異なりますが、

 

・契約時

 

・着工時

 

・上棟時

 

・完成引き渡し時

 

などの節目に合わせる場合が多いものです。

 

 

支払い額は、総額を単純に支払い回数で割る場合もあれば、

 

契約時を少なめにし、

 

引き渡し時を多めに設定する場合もあります。

 

 

業者と提携している金融機関の住宅ローンを利用する場合、

 

業者が金融機関に連絡をしてくれるので、

 

あなたが支払い予定日や金額を

 

金融機関に連絡する必要はありません。

 

 

しかし、あなた自身で選んだ場合、

 

金融機関に連絡するのはあなたの役割になります。

 

 

住宅ローンが正式に実行されるのは、

 

新居が完成してからです。

 

 

それまでに複数回に渡って受ける融資は、

 

『つなぎ融資』と呼ばれます。

 

 

つなぎ融資の段階では、担保となる新居は完成していません。

 

ですから、その期間だけ少し高めの金利に設定されたり、

 

別途費用が必要になる場合があります。

 

 

その都度書類に記入して、

 

その都度沢山の説明をされるので大変です。

 

しかし、百万円単位のお金が動くのですから仕方ありません。

 

分からないことがあれば、その都度質問し、

 

メモを取るようにしておきたいものですね。

 

 

なお、金融機関によっては、

 

つなぎ融資を利用せず、分割融資を受けられる場合もあります。

 

いずれにしても、

 

契約手数料、金利、返済時期などについて、

 

理解できるまで質問をすることが大切です。

 

 

ところで、あなたは富士ハウスの事例を覚えていますか?

 

着工前に7割もの代金を施主に要求していた業者です。

 

 

負債が膨らんで倒産したため、

 

建築途中の住宅の引き渡しが不可能になり、

 

大きなニュースになりました。

 

 

本来なら、業者が倒産した場合には

 

他の業者が引き継いで完成させます。

 

しかし、彼らは独自の工法を用いていたため、

 

他の業者が施工を引き継ぐことは困難でした。

 

 

もしあなたが依頼した業者が、

 

早い時期に多額の支払いを要求してきた場合、

 

「おかしいな」

 

と思ったら、すぐに第三者に相談しましょう。

 

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