一戸建てで暮らしている人に対する調査によると、
「わが家を十分に活用できていない」
と感じる人が多いとか。
そのように感じ始めた一番のきっかけは『子どもの独立』です。
「部屋を活用しきれていないな。もったいないな」
と感じる人が80%以上もいるんです。
しかも、子どもそれぞれに個室を用意した人は、
活用しきれていない部屋が、2部屋も3部屋もあるんです。
では、子どもが巣立った後も
あなたが家を十分に活用するためには、どうしたらいいんでしょう。
その答えは、『家づくりは夫婦を中心に考える』ことです。
夫婦を主役にした家づくりにして、
「子どもが巣立つまで、一時期だけ夫婦の空間を子どもに貸し与えよう」
と考えて、後で大きくリフォームしたり
住みかえたり、という手間を省けばいいと思いませんか?
海外では、そんな考え方で家づくりをする国もあります。
「家は親のものだ。自分はいずれ独立しなければならないんだ」
と思っている子どもは、独立心が育ちやすいと言われています。
将来的に、あなたが子ども夫婦との同居を望んでいないなら、
やはり、夫婦を中心にした家づくりをした方が
後悔が少ないのではと思います。
ちなみに、そこをお店や教室にして、
自分の趣味や知識を活かす人もいるんですよ。
10年、20年後のことを考えながら家づくりをすると、
将来のリフォーム費用を抑えることができます。
老後の生活が不安な今の時代。
余計な出費を抑えるためにも、長い目で考えたいものです。