家を建てる時、まずやるのは資金計画です。
資金計画がきっちりできれば、家づくりのお金の面は成功します。
そして資金計画は難しくはありません。
では早速やってみましょう。
たとえば世帯の手取り年収５００万円の人がいます。
自己資金ゼロで考えると。
ご夫婦の手取り年収が５００万円ということは
年間に返済できる金額の目安は、年収の２０%で１００万円です。
年収の何%というのは各ご家庭で毎月の生活費が違うので一概に
２０%とは言えませんので自分たちがどれくらいまでなら払えるか
お考えください。
そうすると、
金利１・８％で月々８３０００円位の払いになります。
この返済金額で借りられる住宅ローンは約２５００万円。
ここからが資金計画です。
土地代に８００万円
諸費用に１００万円
別途工事費に ２００万円
建物建築費に１４００万円
このように振り分けます。
で、諸費用は何かというと、
建築確認申請費、登記費用、住宅ローン保証料、水道加盟金等です。
別途工事費は何かというと、
地盤改良工事費や外溝工事費、浄化槽工事費、上下水道引き込み工事費等です。
建物建築費は何かというと建物本体の建築費です。
基礎工事、屋根工事、大工工事、左官工事、設備工事、などです。
これが追加費用が発生しない資金計画のやり方です。
ご夫婦の収入に応じた、無理しない住宅ローン返済で必ず必要な費用から
土地代⇒諸費用⇒別途工事費⇒建物建築費の順序で予算配分するのが
予算オーバーしないコツです。
この資金計画は自分でもある程度出来ると思いますので、
資金計画をきっちりやり、
楽しい家づくりをしてくださいね。
