窓の断熱性能と気密性能を高める

窓や壁が防ぐのは熱だけではない

断熱性や気密性が高いと、

 

結露を防ぎ、エアコン代を抑えることができます。

 

住まいのカビや腐食も防げるので、健康や省エネに良いと評判です。

 

ところが、効果はそれだけではありません。

 

そういった住まいは防音性が高くなります。

 

 

ということは、知らず知らずのうちに

 

騒音トラブルから家族を守ってくれることになります。

 

 

 

窓に関する注意点

 

 

防音性は、窓の形状によって異なります。

 

密閉性が高いほど防音性も高くなります。

 

 

例えば、お風呂やトイレなど、開き窓ではなく、

 

レバーをクルクルと回すタイプの窓を使用している家がありますよね。

 

ほどほどの防犯性を保ちながら自然換気できるのは良いのですが、

 

ああいった窓は防音性が劣ります。

 

ですから、音の出入りを防ぎたい場所には適しません。

 

 

 

壁部に関する注意点

 

 

今は断熱性が高い住まいが主流ですね。

 

ですから、壁や屋根に断熱材が入っているのは当然と言っていいでしょう。

 

しかし、施工不良のため

 

断熱材が隅々まで入っていないことがあります。

 

その場合、そこから結露やカビが発生するのはもちろんですが、

 

防音性を保つことができなくなります。

 

 

といっても、施主が確認するのは難しいものです。

 

そんな時は、第三者機関に審査してもらうのもオススメです。

 

 

 

落とし穴は、換気扇や給気口

 

 

換気扇は、自ら音を発生するだけでなく、音の出入り口になります。

 

また、給気口は常に空気が流れているので

 

外部の音を取り込みやすい部分です。

 

音の出入りを少しでも防ぐために、まずは設置場所に注意しましょう。

 

ただ、そうなると、間取りに大きな影響が出るかもしれません。

 

事前に、隣近所の音の発生源(庭・リビング・キッチン・室外機など)の

 

位置確認をしっかりとしておいてください。

 

防音性の高いタイプにしたり、

 

給気口を増やして1か所あたりから侵入する空気の量を減らすこともできます。

 

施工業者に問い合わせてみましょう。

 

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