今まで注文住宅ということで、多くの方々の相談や建築依頼を
受けてきました。
今もそうですが（笑）
そこで家づくりには何が大事でどのような家が求められて
いるのかがハッキリしてきました。
そして行き着いた答えが現在建てている家という訳です。
ただ、今までのような注文住宅で行くと、ある意味建て主さんの要望を
重視しなければいけないため、品質、住み心地、価格面において、
私の方が建て主さんに合わせる
ということもあり、不都合ということではもちろんないのですが、
あることについては１００％自信をもって勧めるということができない
場合もあることも事実です。
それはそれで注文住宅という意味合いからも建て主さんの強い要望ですから
間違いとは思いませんが、もっともっと家は完璧でなければならないと
いうのが私の本音です。
人間がすることそんなに完璧でなくてもいいのでは？
悪魔のささやき（笑）
なぜなら家というのは多額のお金を使いちょっとでも
間違った判断や選択をしてしまったら
建て主さんの人生も変えてしまうことになるからです。
そのようなことは私の本意ではありませんし、そのような
建て主さんが出てくることになったら一個人として責任とれません。
責任とれない仕事、家づくりはしたくない、できないということです。
本当に心から自信をもって勧めることが出来る家を建てることが
急務だと思い、今回の家をブランド化することにしました。
その証しとして、通常では考えられない5大保証を付けることも考えています。
この保証を付けることで、私自身また施工業者自身が
曖昧な仕事はできないし建て主さんにとって一番不安な
部分を解消できるかと思っています。
設計者、施工者には責任ある設計、施工が求められ、
建て主さんにとっては安心して家づくりができるというものです。
しかし良く考えれば、このような保証は他の業界では当たり前であり、
建築業界自体がなぜこのような当たり前の保証体制がないのか
今さらながら考えさせられます。
それは他の工業製遺品とは違い家は手作りの
現場生産品という一面が強くあるからです。
それに今まで設計者や施工者は甘んじてきたのです。
「手作りだからこんなもんさ」
「人間がやること失敗もあるさ」
「この家を選んだ建て主のあんたが悪い」
「業者には責任がない」などなど建て主にとっては悲しく期待を裏切ってきたのです。
この家のブランドを多くの方々に知ってもらい、
少しでも多くの人にこの家で暮らしてほしい。
そしてこの家を建て暮らして本当に良かったと喜んでいただきたい。
そういう想いで一杯です。
