工務店を止め家づくりのサポートを開始してから
4年くらいたちました。
今では毎月5人くらいの方々が住宅相談に来られます。
実際今までの家づくりの選択肢としては工務店や建築会社、設計事務所
にしか家づくりを頼むしかありませんでした。
今までの家づくりは高性能の自然素材の省エネ、いい家を建てようと思えば
坪単価60万円以上で価格が高い!
そうかといって坪単価40万円以下の安い価格で建てようと思えば、単なる安い
材料を使ったローコスト住宅になり、住み心地もそれなり!
という家づくりしかなかったわけです。
そういう両極端の選択肢しかなかった施主様に新たな家づくりとして
建築サポートの家づくりが好評で、ムダな広告宣伝費にコストを掛けない、
住宅ローンを払えないほど借りて人生がダメになる家づくりをしない。
予算の中でしっかりとお金を掛けるところには掛ける。
価値のない家に又は価値のない物に多額のお金を突っ込まない家づくりを
したい。
限られた建築費をムダなく有効に使った家づくりがしたい。
というように家づくりの考え方が、建築業者任せではなく自分の家づくりの
考えをシッカリ持った施主主導の家づくりへと移行しつつあります。
それでも住宅先進国の諸外国と比べたらまだまだ品質や断熱性能、本物の
材料などを使っての家づくりでは劣るわけです。
もちろん価格の面でも日本の家は劣ります。
多大の広告宣伝費や建築会社の利益が建築費や価格に
上乗せされているので、新築後住宅ローンが払えなくその家を売りに出すと
建築会社の広告宣伝費や利益分が差し引かれ300万円~500、800万円は
安くしか買ってくれません。
建築会社の広告宣伝費や利益分は家の価値に反映されないということです。
なので家を売っても住宅ローンの借金は残ります。
ただ、家の品質や断熱性能、本物の材料を使うことはそれほど難しい
ことではありません。
問題は価格の方にあります。
一般的に建築業者も施主さんもいい家は高いという間違った常識の中で家づくり
が行われるので最初からいい家を建てることを諦めている人が多いのです。
建築サポートの家づくりは、「安くてもいい家」をコンセプトに家づくりを
しています。
「いい家が安い」のではなく「安くてもいい家」です。
安さをまず第一に考えて、家を建てて不幸にならないという事が
基本という事です。
ムリな住宅ローンを組めば、生活が苦しくなります。
「安くてもいい家をつくる」ことで家族が幸せに暮せます。
家づくりは「あなたが欲しい家をあなたが欲しい価格で建てること」
が実現できて初めていい家づくりです。
一般的な家づくりで良い家を建てようと思うと大きなお金がかかります。
しかし、あなたの家づくりの考え方次第で安くてもいい家は可能です。
もちろん決めるのはあなたです。
樹脂サッシではなくアルミサッシが、自然素材ではなく化学建材が、
高断熱ではなく普通断熱が、省エネではなく漏エネでも有名建築会社が
いい!
大手ハウスメーカーが安心だと思っている方はそれなりの家を高く建てて
ください。
ハウスメーカーで建築費3000万円、4000万円かけて家づくりされる方が
いますが、危険だと思うのは私だけでしょうか。
人生を掛けてまでの家づくりには反対ですね。
もはや今はそういう時代ではありません。