100棟プロジェクト

以前、建材店の社長と来年の佐賀の家を安くする!100棟プロジェクトに

 

付いて打合せを行いました。

 

100棟プロジェクトとは、売り上げを伸ばそうとか、建築会社を大きく

 

しようとかの意味ではありません。

 

 

100棟プロジェクトの本当の意味は、建材を安く買い建築業者の経費も

 

削減でき、出来るだけコストを掛けないいい家をお施主さんに提供しよう。

 

建材が安くなった分を施主さんに還元しようという本来の目的があります。

 

 

佐賀県で受注棟数を競うとか、売上金額で佐賀県NO1を目指す訳ではあり

 

ません。

 

 

 

 

 

 

 

建材店さんも今のように、建築業者から買ってもらうという事ではなく、

 

建材を現場まで配達するだけの仕事ではなく、今後は施工の工務店と同

 

じように建材をどれだけ安く施主さんに売ることができるか?

 

 

どれだけ良い建材、設備機器を施主さんに安く提供できるかが今後の建材店の

 

存在価値だという考えで、一緒にこのプロジェクトをやっていこうという事で

 

考えが一致しました。

 

 

あ・それからこの「佐賀の家を安くする!100棟プロジェクト」

 

というのは建築サポートだけが家を売るためにやっているのではなく

 

この家づくりに係る施主さんはもとより、建築士、建材店、工務店、

 

大工さん、等々同じ考えを持った、プロジェクトチームで家づくりを

 

しようという考え方です。

 

 

なのでこのプロジェクトチームで家づくりをする以上、特定の

 

一人が得して誰かが損したという家づくりではダメです。

 

みんなが楽しくいい家になるように自分ができることをやる。

 

そういう家づくりです。

 

 

 

チームと言ってもテレビドラマみたいに、みんながみんな一緒の

 

仕事をするわけでは無いので一緒に同じ現場で仕事はできませんが、

 

同じ想いや同じ考えで家づくりをやれればそれは楽しいことではないで

 

しょうか。

 

 

 

ところで、

 

 

一般的な建築業者さんが施主さんから省エネ、高断熱、高耐震、自然素材の家

 

を請け負うとなるとどうしても坪単価60万円~80万円位にはなります。

 

やはりこのような家は高い材料や資材を使うのでコストがかかります。

 

 

(このような家を坪単価50万円位で提供されて建築業者さんをご存知なら

教えてください。ホームページでもいいです。)

 

 

このコストを出来るだけ削減するには、建材店さんの協力なくしては

 

不可能です。

 

 

逆に建材店さんが協力していただければ、他の建築業者さんが建てる家の

 

坪単価60万円~80万円の家も50万円程度にすることが可能です。

 

 

このプロジェクトで目指すところは坪単価50万円以下の49.8万円です(笑)

 

 

他社さんからまた目を付けられて、何かと嫌味を言われ嫌がらせを受けることも

 

あるかと思いますが施主も業者も得する家づくりがこれからのスタンダードになっ

 

ていくはずです。

 

 

昔は変な目で見られたけど今はこれが標準的な家づくりだね~

 

昔は建築業者が500万円も1000万円も利益を取っていたの?

 

なんて話をする時が来ることでしょう。

 

 

 

私はそう信じています。

 

 

昔の施主のためにならない古い常識はなくなり、施主のためになる新しい

 

常識が生まれる。

 

 

 

昔から時代の流れとはそういうものです。

 

人から必要とされないものは無くなり必要とされるものだけが残る。

 

これは当たり前のことです。

 

 

 

今の仕事の内ここ10年くらいの内に半分くらいはなくなるというような

 

情報もありますし、実際、少し前までは全盛期だったホームページ作成業者は

 

ドンドン減って無くなってきています。

 

今は単にホームページをつくることは無料でできる時代になったので

 

それは当然の流れですね。

 

 

 

ネットが一般的に普及してきて、売込み型の対面での営業活動が嫌われて、

 

営業マンの仕事も将来的には無くなる業種だそうです。

 

 

うかうかしていると建築業者もネットの何かに取って代わられる時代が

 

そこまで来ているという事です。

 

 

しかし、私自身は今の仕事を建築業とするなら10年先はどうなっているか

 

分かりませんが、サービス業とするならばこれから益々施主さんに受け入れられる

 

と思ています。

 

 

施主さんの立場に立てば家づくりの基本は、

 

「施主さんが欲しい家を施主さんが準備できる予算の中で安くつくる」

 

という事ですので、これは10年後も20年後も30年後も多分変わらない

 

施主さんの想いだと思っています。

 

 

 

「施主さんが欲しい家を施主さんが準備できる予算の中で安くつくる」

 

ことを忘れなければ建築サポートの仕事は無くなることはないし、

 

建築サポートも潰れないと確信しています。

 

 

 

今後は建材店さんや工務店さんたちと益々楽しめる仕事が出来そうです(笑)

 

 

  • お問い合わせ 住宅相談会のお申込み
  • ページ上部へ