施主主導とはどのようなことでしょうか?

今日は施主主導ということを少し考えてみます。

 

施主主導とはどのようなことでしょうか?

 

 

施主が自分一人で何でも決めてしまうこと?

 

 

施主が家づくりにおいて好き勝手に進めること?

 

いいえそうではないですよね。

 

 

主導とは中心となって導くこと。

 

施主主導とは言葉だけで考えると施主が中心となって導き家づくりを進めることです。

 

 

なるほど。

 

 

では実際に施主が中心となって家づくりを進めることが出来るのでしょうか?

 

それは実際問題なかなか出来る人は少ないと思います。

 

ある程度建築の知識がある方は別ですが、いかがでしょうか。

 

 

私が考える施主主導とは、施主が建てたいと思う家を建てるために

 

建築のプロのアドバイスや忠告、またはサポートを受けながら最終決断は自分が下す。

 

ということだと思います。

 

 

好き勝手に自分が何でもかんでも決めることではありません。

 

施主が好き勝手に決めた建物は一体どんな建物になるんでしょう。

 

 

例えば施主の思い込みや知識だけで施主が耐震や断熱のことを

 

決めてしまったらどうですか?

 

その建物は安心して住める建物になりますか?

 

快適に健康に暮らせる建物になりますか?

 

 

いいえなりません。

 

 

プロに任せるところは任せ施主が考えるところは考える。

 

餅屋は餅屋ということです。

 

施主主導の家づくりはこれからも必要と思いますし

 

住宅業界自体そうなっていくでしょう。

 

 

ただ本当の施主主導ということはどのようなことなのかを

 

考えないと責任だけ押し付けられる、ピュア‐CM方式になります。

 

施主主導という言葉につられて設計事務所主導のCM方式で

 

大変困っている人もいるようです。

 

 

 

 

 

建築のプロと言っても間取り作成が上手い人

 

設計図面を書くのが得意な人、現場監督の仕事が

 

好きな人、いろいろです。

 

 

私はどちらかというと現場経験が長かったので

 

現場の事は良くわかりますが、構造計算や建築家のデザイン的なものは

 

苦手です。

 

 

ただ、得意分野を持ったそれぞれの建築士や大工さんを

 

まとめるのは割と好きです。

 

好きというのも可笑しいですが。

 

施主さんを含めてそれぞれ得意分野の専門家が協力して

 

家づくりができればそれはそれでいい家づくりだと思っています。

 

 

もう一度言いますが施主主導とは

 

施主さんが建てたいと思う家を建てるために

 

「建築のプロのアドバイスや忠告、またはサポートを受けながら最終決断は自分が下す。」

 

ということです。

 

 

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