家づくりがビジネス、それだけになっていないか?

家づくりはビジネス?

 

金儲けの手段?

 

 

長い間建築業界にいるといろいろな情報が入ってきます。

 

建築はサービス業だとか、建築業は施工店だとか?

 

ま~私の考えとしてはどちらも大事です。

 

 

施主さんが新しい家に暮らすことで、家族が楽しく健康に暮らす。

 

奥さんの料理準備が楽になり、後片付けもスムーズ、料理するのが

 

苦にならない。

 

奥さん

 

だいだい満足~♪

 

これがサービス業です。

 

 

一方、建築業は、きちんと不具合がでないように工事をすることが

 

必要になります。基礎の沈下、クラック、施工不良、断熱不足等々

 

欠陥住宅の話題は今も事欠きません。

 

 

家づくりはサービス業であり、建築施工業でもあるんですね。

 

どちらか一方が欠落していても施主さんにとっては、良くないのです。

 

 

そいでもって、家づくりを金儲けの手段にしたら、ちょっと危ない気がします。

 

チョットの所ではなく、大きく危ないと思っています。

 

 

家づくりに関わる業者があまりにも金儲けに執着しすぎると、材料はドンドン質が悪くなり

 

大工や左官の手間賃がドンドン下がります。

 

良い材料を使っていい施工ができない状態になってしまうのですね。

 

施主さんが家を作る最終目的は、家族が健康で幸せに暮せることですよね。

 

決して安い家を作ることでも、建築業者の金儲けに協力することでもないはずです。

 

 

建築業者が家づくりをする目的は、生活のためでもありますが、それ以上に、自分たちが

 

建てた家で施主さんたちが幸せになり、自分たちの存在価値が他の人に喜ばれるためです。

 

私はそう思っています。

 

 

良いものを食って豪華な家に住み、高級車を乗り回し贅沢な暮らしをしたい

 

ために家づくりをしているのではありません。

 

そういうことを勘違いしている建築業者も数多くいます。

 

 

建築会社を経営するということを儲けを出すということと勘違いしている

 

経営者が多い。

 

 

人が生きていく上では仕事はしなくては生きられません。

 

ただ、生きていく上での価値というのは金儲けをすることでないのは

 

誰でもわかっているはずです。

 

しかし、建築会社を経営するとお金儲けに走るのはなぜでしょうか?

 

ある程度の利益を追求するのは仕方ないです。

 

それが建築会社ですから。

 

しかし、度を越した利益主義はいずれ行き詰ります。

 

健全な会社経営をしたいなら、利益を出す以上に

 

良い家づくりや施主さんの満足を追求した方がいいかと

 

思います。

 

 

 

 

そこんとこ間違わないようにしてください。

 

 

 

 

 

人生の目的はお金儲けでもお金持ちになることでもないはずです。

 

一度しかない人生、お金に縛られたくもないし、お金のためだけ

 

に働くなんてまっぴらごめん。

 

いくら稼いでもいくら儲けてもあの世には持っていけないし

 

お金儲けのために使った時間は取り戻せません。

 

誰でも同じように割り振りされている時間を価値のあること、

 

人のためになることに使うのは人間の特権です。

 

他の動物にはそのような権利はありません。

 

 

他の建築会社を悪くいうつもりはありませんが、あまりにも

 

自己中心的な経営であり、金儲け主義の会社が多い。

 

施主さんのため、自分のために技術の向上やサービスの質を考えて

 

家づくりを地道にやっていくことこそが正道だと思っています。

 

 

目先の利益や、自己中心的な金儲けの手段で会社を経営しても長続きしないのは

 

過去の歴史をみても明らかです。

 

 

施主さんをはじめ、家づくりに係るみんなが笑顔で楽しく家づくりの

 

夢を追えたらいいですね。

 

 

 

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