家づくりをする時の相談相手ですが、
●住宅業者
「当社で家を建てればあなたの悩みは解決されますよ」
という答えしか返ってこない。
●公共機関・金融機関
第三者の立場で応対してくれるが、特定の業者に関する
つっこんだ情報は得ることができない。
●友人・知人・親戚
家を建てた経験があっても、専門的な知識を持っているわけではない。
そのため、話を鵜呑みにするのは危険が伴う。
といったケースがあるので、アドバイスを受ける時は、十分に注意して下さい。
ところで、『家づくりの正解』というものは1つではありません。
それぞれの家庭の状況に応じて、それぞれの『正解』があります。
だから、家づくりは何度やっても難しいんです。
優れた技術力も持つ業者でも、聞き取り能力が足りなかった場合、
その家族にとっての正解といえる家づくりはできません。
ここで必要になるのが、あなたの行動力です。
今以上に幸せになる家づくりをするためには、まず
「自分と家族は、そこでどんなふうに暮らしたいか」
ということを、自分がしっかり把握しておく必要があります。
それを柱にしておくと、いろんな人に相談しても、いろんな
アドバイスを受けても、そうそうブレることはありません。
だって、自分に合ったアドバイスを取捨選択するだけでいいんですから。
といっても、簡単そうに見えて、じつはこれが難しいんです。
相手のアドバイスに従った結果、予算オーバーになって生活が
苦しくなるなど、自分たちの暮らし方に合わない家づくりを
してしまうことがあります。
だから、
「自分と家族は、そこでどんなふうに暮らしたいか」
ということを何度も何度も考えてください。
小さなことまでイメージできるようになると、
その柱はぶれにくくなりますよ。