『鶏が先か、卵が先か』という言葉がありますね。
『卵が先か、鶏が先か』という人もいるので、
すでにこの時点で
「どちらが正しいんだ？」
という感じではありますが。（笑）
じつは、家づくりでも、そういったことで悩む人がいます。
「資金計画が一番だというのはわかっている。
ただ、業者選びが先か、土地選びが先なのか。
いったい、どちらが正しいんだろう・・・」
さて、あなたはどちらだと思いますか？
利便性、景観、広さなど、土地に求める条件は人それぞれです。
その条件に当てはまる土地を見つけるのは、
簡単そうに見えて、実はとても難しいものです。
人によっては、見つけ出すまでに何年もかかる場合があります。
あなたは、土地を選んだ後に家を建てることのデメリットを知っていますか？
それは、『土地に合わせた家を建てなければいけない』
ということです。
あなたが選ぶ土地は、建ぺい率、容積率、傾斜制限など
建築基準法の適用を必ず受けます。
これは、その地域の環境や防災に対処するために、
必要不可欠な条件付けです。
もちろん土地の価格も建物に影響してきます。
土地代に費用を掛けてしまうと少ない予算で建物を建てなければ
ならないようになります。
希望の土地を買ったが、家はお金が無かったので貧相な耐久性も低い住み心地が
悪い家になってしまった（笑）
このようなことが無いようにしたいものですね。
ですから、
あなたが土地より家に強いこだわりを持っているのなら
まず信頼できる建築業者を探して、
その後、一緒に土地探しをするといいでしょう。
ただ、この時に注意したいのが、相談相手を間違わないことです。
たまに、不動産屋に相談する人がいますが、
不動産屋は建物の専門家ではありません。
彼らが専門としているのは、土地を売ることです。
そこは勘違いしないでください。
あなたは、土地と建物のどちらを重視していますか？
それによって、どちらを先に選ぶかが違ってきます。
一緒に土地選びをしてくれる業者もいれば
そうでない業者もいます。
彼らと二人三脚で選びたいなら、最初に確認しておくといいですよ。
