設計施工材料仕入れの分離発注はいい方法

最近は設計施工材料仕入れの分離発注を基本の家づくりをサポートしています。

 

この仕組みについては、時々書いてきましたが、今日も

 

分離発注の家づくりについて書きたいと思います。

 

 

設計施工材料仕入れの3つの仕事を別々の会社や事務所が行うことを

 

施主さんの立場から見て分離して発注するので、分離発注と言います。

 

分離発注には家づくりに係る全ての専門工事15~20業種の全てを

 

分離発注する方法と、いくらかの業種をまとめて発注する方法があります。

 

 

建築サポートでは15~20業種の全ての業種を分離発注すると、

 

施主さんの負担もかなり多くなってくるので、

 

設計と施工、材料仕入れの3業種の分離発注を採用しています。

 

 

ちなみに多くの設計事務所が行っている分離発注は全ての業種を分離した

 

方法なので、施主さんも大変だと思います。

 

もちろん、設計事務所がいろいろな面でサポートしてくれますが、それでも

 

15業種の多くの業者との直接、打ち合わせをして契約をしなければならないということで

 

なかなか面倒なので広がっていかないかも知れません。

 

 

そのため分離発注自体はいい方法だと思いますが、実際に採用する施主さんは少ないようです。

 

 

また、私が考えた設計と施工、材料仕入れの分離発注は専門業種が少ない分、施主さんの負担が

 

殆どなく、建築の知識に詳しくない人でも取り組めるのではないでしょうか?

 

 

実際には設施工材料仕入れの分離発注方式では、一般の設計施工の一括請負方式と

 

ほとんど変わらない流れで家づくりができます。

 

 

その中心的な役割をしているのが建築サポートの私です(笑)

 

施主さんと私とで家づくりについてメールで打合せをします。

 

(施主さんのご希望があれば事務所での打ち合わせも可能です)

 

 

初回だけは事務所に来ていただきますが、その後はメールや電話で

 

打合せをして、打ち合わせのコストを下げています。

 

打合せコストが下がると建築費の中のコストが下がります。

 

 

そして間取りや建築費が決まれば、後は施工してくれる

 

工務店を紹介しますのでその工務店との面談後、工事契約を結んでいただいています。

 

建築サポートの業務委託契約もそれと同時に行っています。

 

 

この設計施工材料仕入れの分離発注の大きなメリットはやっぱりムダな費用を含まない

 

建築費用で家づくりが出来るということではないでしょうか?

 

 

工事を請け負わない私の方で積算、見積もり、価格交渉を行うので、工事の施工請負いで

 

利益を出している、一般の工務店のような工事費や材料費に分からないように自社の利益を

 

上乗せするような見積ではないので、建築価格も明確です。

 

 

建築費が明確になることが必ず安くなるということではもちろんありませんが、

 

無駄な費用(広告宣伝費や工務店の予備費用)を見積もりに不透明に上乗せ

 

するというようなことはないので結果的には安くなります。

 

 

今はまだ分離発注方式は一般的ではない家づくりの方法だと思っている人も

 

多いかと思いますが、施主さんがムダな費用を省いて良い家を安く建てるには

 

この方法以外考えられません。

 

 

ハウスメーカーや建築会社で建てようと思っている方も一度、設計施工材料仕入れの

 

建築サポートの分離発注を一度、検討されてはいかがでしょうか?

 

 

内容を理解していただくときっと「いい家づくりをの方法」だと思っていただけると

 

確信しています。

 

 

設計施工材料仕入れの分離発注の大きなメリットは工事を請け負うことで利益を出していないため

 

施主さんに本当のことを話せて純粋に家づくりのサポートができることではないでしょうか。

 

 

 

 

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