事前に遮音性を確かめましょう。
新居での生活を始めると、
「こんなはずじゃなかった」
と後悔する場面があります。
その一つが『音』。
「二階を歩く音がうるさい」
「車の走行音や道路で遊ぶ子供の声がうるさい」
そのような、自分の力で遮ることができない騒音は、
やがて大きなストレスになります。
心身に不調を来たして通院したり、隣家とのトラブルに
発展することもあります。
訴訟や事件に発展したニュースも耳にしたことがあるかも
しれませんね。
そんな悲劇を避けるには、打ち合わせの段階で遮音性を
確かめておかなければなりません。
壁や天井に用いられる断熱材には遮音性があります。
しかし、その程度は製品によって異なります。
もし検討中の業者がモデルハウスを用意しているなら、
二階を歩く音や話し声、トイレの水を流す音など、
気になる音をチェックしてみましょう。
そして、もしOBさん宅にお邪魔させてもらえるのなら、
音に関する体験を教えてもらいましょう。
それらの方法を試せば、その業者が建てる家の遮音性が、
ある程度わかります。
そうすれば、
「もう少し遮音性を高くしてほしい」
などの要望を伝えやすくなります。
あなたが静かな環境を好むタイプなら、音の伝わり方は
チェックしておいた方が良いと思います。
そうそう、1階で静かに過ごしている時、誰もいない2階から、
ピシッとかパキパキッとか、不思議な音が聞こえることがあります。
それは、木材などが乾燥や湿気で伸縮した時に響く音です。
心霊現象ではないので安心してくださいね。^^