注文住宅の見積

今日は建築費について一言。

建築費は見積により決められますが、この見積もりが

曲者です(笑)

何が曲者かというと一番大事なお金のことなのに

内容が良くわからない?

曖昧?

不透明?

なんです。

 

普通の建築業者さんの見積はそうなんです。

見積金額の根拠というかその金額に決めた理念というか?

そういうものが無く、その時のお客様の予算や状況、営業的な感触で

エイヤーと見積金額を決めて提出というバカなやり方です。

 

値引きを要求されれば簡単に値引きするし、本当は不要な費用まで

実際に必要なような項目で金額を入れたり。

なんで建築業界の見積はどんぶり勘定になったのか(笑)

ハウスメーカーに至っては明細もなく1式の見積。

スッキリしていて見やすいメリットはありますが、

注文住宅を建てます。

 

お客様の希望の家を建てます。

何て言いながらなんで1式で出せるのか?

この矛盾だらけの見積は何なのか?

ハウスメーカ―だけではありません。

 

工務店や建築会社の見積も似たり寄ったりです。

明細らしき項目をたくさん加えてその実際の価格に

自分とこの会社が損しないように経費やら利益やらを

少しづつ上乗せしている姑息な見積のつくり方(笑)

なぜ、正直に正々堂々と、材料費と工事費がいくらで

自社の経費、利益がいくらと明確に言わないのか?

 

良い工務店なら、良い建築業者なら高い技術料や建築費を

もらって当然でしょう。

価格に見合った仕事をしていないので正直に出せない?

正直に経費利益を出せば値切られる?

ま~こんな理由でしょう。

 

また、ハウスメーカーを含め建築業者さんの見積には

保険料が入っています。

想定外のことがあったら出す費用。

施工ミス、材料の切断ミスが出たら出す費用。

万が一の予定していない追加工事が出たら出す費用。

見積もりミスが出たら出す費用。

クレームが出たら出す費用。

引き渡してからのメンテが出たときの費用。

・・・たらとか想定とかの前提で見積もるのはおかしい。

これは施主さんにとって必要な費用ですか?

って話です。

 

このような費用は全く不要です。

見積に上乗せするものではありません。

最初から曖昧な部分をなくし、きちんと決まってら工事する。

工事する図面を正確に作る。

これをキチンと適切にやればムダに保険料を負担しなくても良くなります。

万が一見積もりミスをしたららミスをした人の責任でその費用を負担する。

施工ミスをしたなら工事を請け負った会社の責任で負担する。

それが責任施工というものです。

 

施主さんの要望で追加工事が出たら施主さんの責任でお金を追加で

払う。

 

ごくごく当然で当たり前の話だと思いますが。

自然な経年変化でメンテナンスが必要なら施主さんが実費を

作業した人にその時に支払う。

1年後かもしれないし、5年後、10年後かも知れないし、何もしないで良いかも

知れません。

あなたは、こんなムダな保険料を100万円を納得して払えますか?

 

 

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