家づくりで業者選びは大変重要だということを
今まで言ってきました。
なぜなら、業者によって家の品質や価格が大きく
違っていたからです。
しかし、今は段々と建築業者を誰にするか？
どこの会社にするかというよりもっと別なことが
大事なのでは？
という事を考えるようになりました。
それは家選びです。
自動車を買う時もどんな自動車が欲しいか？
どんな自動車を買いたいか？
という事が先ではないでしょうか？
車はどんな車でもいいけどどこの自動車メーカーで買おうか？
という人は少数派だと思います。
やはり主役は車という商品なんですね。
家も同じでどんな家が欲しいか？
どんな家でどんな暮らしがしたいか？
どんな住み心地の家で生活したいか？
こっちの方が先なんですね。
家はどんな家でもいい！
絶対あの会社で建てる！
という人は少数派ではないでしょうか。
という事は、業者選びをする前に家選びをしないと
いけないという事です。
どのような間取りの家に暮らしたいのか？
どのくらいの住宅性能の家が欲しいのか？
その家をいくらの価格なら予算的に大丈夫なのか？
それらが決まってから、その家を施工してもらうのはどこの
建築会社にするか？
という業者選びになるのです。
具体的にはあなたが欲しい家の資金計画書と設計図を先に作り、
その資金計画書と設計図の通りに施工してくれる建築業者を探す。
これが、今の家づくりの進め方です。
建築業者を先に選べばどうなるか？
建築業者を先に決めると建築業者主導の家づくりになり、建築業者に
とって都合のいい間取りになり、建築業者によって価格も大きく
違うようになります。
建築業者の役割は決められた金額で決められた設計図の通りに
施工、工事をすることです。
だから、資金計画や設計図はあなたと設計事務所が作るのです。
こうすることであなたが欲しい家をあなたが買える価格で買う事や
建てることが可能になります。
建築業者を選び決める前に、資金計画書や設計図を先に作りましょう。
それがこれからの家づくりの流れです。
工事請負建築業者に家づくりの相談をするのは間違っています。
もちろんあなたが工事請負建築業者のブランドやその会社が作る
商品としての家が欲しいというならこの限りではありません。
要はあなたが業者主導で家を建てても問題ないと思うのか？
あなたの要望や予算の中であなたが希望する家を建てたいと思うのか？
この違いです。
ただ、あなた自身が主導になって間取り資金計画をつくるにはあなたの
建築知識が不足しています。
また、今から勉強すると言ってもなかなか一人ではできないものです。
家づくりはいろいろな選択をしていかなければなりませんし正しい判断
も必要です。
だからそのサポートをする家づくりの専門家が必要という訳です。
その家づくりの専門家が私です（笑）
あなたの家づくり頑張ってサポートしますよ。
もちろん、工事請負建築業者と比較検討しながら進められてください。
あなたにとって一番はどのような業者かという事を判断するためには
比較検討も大事ですから。
