いまやただ安いだけの家を建てる時代は終わりに近づいていると
思います。
価格優先より性能重視の時代がやってきたと言う事ですね。
私の会社でも住み心地に重点を置いて、エアコン1台で家中涼しくする方法や
蓄熱暖房機を設置して健康な暖かい空間が出来るようにしています。
これからの家づくりはお客様である施主がどこまでの性能を求めるかで価格も
決まってくると感じています。
国が定めた次世代省エネ基準と言うのがありますが、
あの基準をクリアーすれば良しとするのか、年間5~6万程度の冷暖房費の家に
したいのかそうする為にはどのような断熱材を使用し換気をしたらいいのか
又は気密はどれ位確保しなければならないのかといった事を
逆算していかなければならないのです。
そしてそれにかかる費用が妥当なものなのかを判断しなければなりません。
耐震性能にしても同じです。
建築基準法をクリアーする耐震性能で十分なのか、
大地震が来てもビクともしない構造にするのか、
被害があっても倒壊しなければ良いのかなど、
どの性能で作るかによって価格が変わってくるのです。