各建築業者のメリット・デメリット・選び方

ハウスメーカーのメリット・デメリット

ハウスメーカーのメリット・デメリット

大手ハウスメーカーのメリット

大手ハウスメーカーのメリットとして

  • 「多くの展示場・モデルハウスなどがあるのでイメージしやすい」
  • 「パンフレット類が豊富に用意されているため、建材や仕上がりを事前に判断しやすい」
  • 「品質が一定で安定している」
  • 「独自の耐震性などを開発している場合もある」
  • 「その多くが上場企業であり、経営状態が把握しやすい」

大手ハウスメーカーのデメリット

大手ハウスメーカーのデメリットとして

  • 「設計の自由度が低い」
  • 「設計・施工が同じ会社になるため、手抜き工事が見抜きにくい」
  • 「つくる人間の顔が見えにくく、実際の施工は多くは小さな代理店任せ(地場工務店などが兼務する場合が多い)」
  • 「営業スタッフの出入りが激しいため、竣工後の対応(アフターフォロー)に不安がある」
  • 「営業や宣伝広告費に膨大な経費を必要とするため、実質の建築費用にかなり費用が加算される」
  • 「職人肌の大工が建てた住宅と比較して品質面ではかなり劣る」
  • 「合板・ビニルクロスなど化学物質を使用した素材を多用するため、室内空気汚染・シックハウス症候群・化学物質過敏症などのリスクが高まる」

ハウスメーカーのまとめ

ハウスメーカーは、持ち前の営業力や宣伝力で各メーカーは瞬く間にシェアを広げてきました。最近では、シックハウス対策を謳うハウスメーカーが増えてきましたが、旧来の土壁や漆喰などを使用したの伝統的日本建築に及ぶものではありません。

またハウスメーカーのシェア拡大の影響で、日本の町並みからローカル色は消えうせどこも同じような景観になってしまうという弊害や、伝統的な日本建築の職人の減少などの影響が指摘されています。最近では政府の200年住宅ビジョンに見られるように、木造軸組構法を使った日本古来の住宅が再び見直され始めてきています。

工務店のメリット・デメリット

工務店のメリット

工務店のメリットとして

  • 「地元特有の気候、地質、生活習慣などを知悉しており、竣工後のメンテナンスも行き届きやすい」
  • 「設計の自由度が高い(周囲の景観に考慮した伝統的な日本建築など)」
  • 「営業や宣伝広告費に膨大な経費が無いため、その分値打ちの高い家づくりができる」

工務店のデメリット

工務店のデメリットとして

  • 「経営者の建築に対するポリシーや技術にばらつきがある」
  • 「工務店の経営状態などが把握しにくい」
  • 「営業マンではなく、職人である棟梁、大工が直接対応するのでお客様を気持ちよくナビゲートするのが不得意」

工務店のまとめ

工務店は大規模に全国展開する大手ハウスメーカーとは違い、小規模で地域密着です。その中でも、自社に建築士をおき設計力が売りの工務店、大工を社員にし施工技術力を売りにする工務店、特定工法のフランチャイズに加盟している工務店、建売住宅を売りにする工務店など、タイプは様々です。

一般的に同じ価格で建築したものを比較した場合、地元の工務店が建てる住宅の方がハウスメーカーに比べ、はるかに高品質ですが、どこも平均レベル以上の大手ハウスメーカーと違い、レベルの高い工務店からレベルの低い工務店まで幅広く存在するので、しっかり吟味する必要があります。

設計事務所のメリット・デメリット

建築設計事務所のメリット

建築設計事務所のメリットとして

  • 「施工と工事監理・設計監理を分けられることが最大のメリットであり、それにより手抜き工事などが抑止される」
  • 「デザインなどの設計力が優れているので施主の希望が反映されやすい」
  • 「経験豊富な建築士などから第三者的な適切なアドバイスが受けられ、当初考えた以上に快適な住宅が出来上がる可能性も期待できる」

建築設計事務所のデメリット

建築設計事務所のデメリットとして

  • 「工務店に依頼する方法より、設計・監理料として10%程度高くなることもある」
  • 「コスト感覚の弱い建築事務所も多く存在するため、予算を大幅に超えるプランができる可能性がある」
  • 「施主と建築士との意見の食い違いが平行線をたどることがしばしばある」

設計事務所のまとめ

工務店同様に建築設計事務所にも、デザインが得意な設計事務所、住宅設計が得意な事務所、構造が得意な事務所、設備や店舗が得意な事務所、大きなビルが得意な設計事務所などタイプは様々です。

もし、あなたのセンスにぴったり合った建築家と出会うことができれば、とても満足のいく家が建てられると思いますが、合わない場合、例えばデザイン重視の事務所で見た目はいいが、住みだしてから色々不便が発生したりと問題もちらほら見られます。

じゃあ結局どこで建てればいいのか?このように3つの新築・マイホーム・注文住宅の依頼先にはそれぞれのメリット・デメリットがあります。これはどの依頼先が良くて、その依頼先が悪いということではありません。それぞれの特長を良く理解して、施主ご自身の家づくりにあった依頼先を選ぶことが大切です。

依頼先の選び方

マイホームを建てるにあたり依頼先は通常、ハウスメーカー、工務店、設計事務所の3つに分けられます。それぞれに特徴があり、3つの中でも無数に分かれています。依頼先をどこに決めるかで、家づくりが成功するかしないかのほとんどが決まるといっても過言ではありません。それだけ重要なのでよく検討したうえで決めることが大切です。上記をわかりやすく表にまとめてみました。長崎、佐賀、福岡で新築、マイホームをお考えの方はご参考にされてみてください。

依頼先の特徴

  ハウスメーカー 一般的な工務店 一般的な設計事務所
家の呼び方 商品 物件・住宅 作品・住宅
間取り・外観 ・プランの中より選ぶ
・建売(既成住宅)
・建て主との話し合い
・提案 ・オーダーメイド
・独創的なプランニング
・オーダーメイド
デザイン プランを選ぶ(限定) 普通(会社による) 独創的(会社による)
打合せ 営業マンが対応
・話がわかりやすい
・話が上手
営業マンが対応
※ただし営業を雇用していない場合は社長(職人)が対応
建築士が対応
・人による
打合せ時間 プランの中から選ぶので比較的短い 相手次第でわかりにくいのでまとまるまで時間がかかる場合が多い 縦主の希望が明確な場合は短いがこだわる場合は時間がかかる
技術力 低〜高まで様々 元請け工務店の技術力次第
低〜高まで様々
施工時間 比較的短い(2ヶ月前後) 技術による(3〜4ヶ月) 技術による (3〜4ヶ月)
コスト 宣伝広告費、営業マージンなどの費用がかかるので高い ハウスメーカーと同タイプもあれば、社長自ら営業を行う安い会社まで様々 元請け工務店経費+設計事務所経費が必要
管理 自社の人間が行う 自社の人間が行う 設計事務所が行う
アフターメンテナンス ハウスメーカー(でも実は下請け工務店が行うので普通) 工務店
安心(※注意ピンキリ)
工務店
安心(※注意ピンキリ)
 向いている建て主タイプ ・メーカー名重視建て主
・平均点を求める建て主
・技や心意気を感じ、ずっとその工務店と付き合っていける建て主
・何かあれば直ぐ来てくれることに安心感を憶える建て主
・健康住宅希望の建て主(シックハウス対策など)
・個性、デザイン優先の建て主
・こだわりを持つ建て主
・健康住宅希望の建て主(シックハウス対策など)
諸経費
粗利益
利益率
総額の40%~ 総額の20%~40% 総額の20%~40%+8%
保証 法律に定められており全て同じ、安心
注意点 モデルハウス、パンフレットのイメージを引きずらないのが大切です。 考え方や技術力が様々なので、 力量を確かめることが大切です。 個性が強いので、自分に合うか見極めることが大切です。

ハウスメーカー・工務店で建てようとする場合でも何十社とあり、どの業者が自分に合っているか見極めることは難しいでしょう。また、設計事務所に依頼する家づくりにも同じことがいえます。どの設計事務所が自分に合っているか見極めるのはハウスメーカー・工務店を選ぶより難しいかもしれません。あなたと価値観を同じくする依頼先を見極めることが、家づくりに成功するポイントです。

  • 大手ハウスメーカーはコストが見合わない・・・
  • 大工さんの腕はいいが職人気質なためコミニュケーションが取りづらい・・・
  • ここの設計事務所のデザインはいいけど、実際につくる大工さんがわからない・・・

など、そんなお悩みをしたくない方にはもう一つの選択肢として、
「建築サポート+大工+設計事務所」という考え方があります。

要するに、「家」を建てるプロ=職人(大工)さん、建てる家を設計するプロ=設計士、全体的に施主様のサポートをする建築サポート、それぞれの良いところを出し合って、「専門分野をそれぞれの専門家で担当することで理想の家をつくる」ということです。また、それぞれに発生する費用の原価も建て主に公開することで不透明さをなくし、費用により見合った家づくりを提供する会社もあります。

建築サポートが取り組んでいる家づくりの方法

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