新居で暮らし始めてからも、シックハウス対策を忘れてはいけない

シックハウスに配慮して建てた家で

 

シックハウスの症状に苦しむ人がいることを知っていますか?

 

 

その原因は、家具・ダニ・カビ・殺虫剤・香料など。

 

そう、新居で暮らし始めてからも、

 

シックハウス対策を忘れてはいけないんです。

 

 

この中で、一番頭を悩ませるのが「殺虫剤」でしょう。

 

ゴキブリ・蚊・ハエ・ダニなどを退治するために、

 

殺虫剤は欠かせません。

 

 

最近は、モスキートブロッカーや除虫菊など、

 

植物を使った虫よけを実践する人が増えてきました。

 

 

ただ、殺虫剤に変わるほどの効果があるものは少ないので、

 

困っている人も多いんです。

 

 

そんな中、高い効果で注目されているのが「ニーム」です。

 

もともと東南アジアなどに自生し、4千年以上も前から

 

「神秘の樹木」として崇められていました。

 

 

国連では「人類にとって20世紀最大の贈り物」と紹介しています。

 

なぜなら、潰瘍・心臓病・高血圧・皮膚炎・ガン・神経系疾患・気管支炎など、

 

さまざまな症状を治癒することが分かっているからです。

 

 

インドでは、このニームの木を「村の薬局」と呼んで重宝しています。

 

 

このニームは、哺乳類や植物には無害ですが、

 

虫の生態を阻害します。

 

 

ニームに含まれる「アザディラクチン」という成分が

 

虫の卵の孵化を妨げ、成虫の食欲を減退させるんです。

 

そのため、ただ置いておくだけで虫が近づかなくなります。

 

ゴキブリって、殺虫剤に対して、すぐに耐性ができますよね。

 

 

しかし、ニームの化合物は複雑な構成なので、

 

耐性が作られる可能性はゼロに等しいそうです。

 

 

以前、アフリカのスーダンで、イナゴの大群が襲来したとき、

 

全ての植物の葉が食べつくされた中、唯一無事だったニームの木。

 

それをドイツの昆虫学者が目撃したことがきっかけで、

 

研究されるようになりました。

 

 

現在では、200種類以上の害虫に効果があることが分かっています。

 

アメリカでは、シロアリに効果があることが実証されているんですよ。

 

その反面、ミミズなどの益虫には無害なんですから、

 

「神秘の樹木」と言われるものうなずけます。

 

 

 

 

 

 

これは、あなたが家づくりをしてからではなく、

 

今の住まいにも良さそうですね。

 

近所のお店では手に入りにくいでしょうが、ネットでの取扱店はたくさんあります。

 

もし役に立てそうでしたら、ぜひ検索してください。

 

 

暮らしに役立つ植物はいろいろあります。

 

上手に取り入れて、家族の健康に役立てたいものですね。

 

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