家づくりはいろいろな選択の繰り返し

設計事務所の設計という仕事は、空気のような存在だと思います。

 

目立たないけどなけりゃ困る。

 

 

家づくりでの主役は施主さんと施工する工務店やハウスメーカー

 

ですが、存在価値が薄い設計事務所。

 

 

主役にはなれないけど、いてもらわないと困る。

 

建築サポートは空気のような存在を目指します(笑)

 

 

話は変わりますが、

 

建築設計という仕事柄、どのような材料を使ったら

 

一番いいのかというのを考えいろいろな材料をインターネット

 

で調べています。

 

 

その中で、塗り壁やクロスについて、施主さんの不満とかも

 

多く見ることができます。

 

その不満の多くは無知から来ているものも少なくないようです。

 

 

そこで今日は、家づくりで使われる壁、天井

 

に使われる材料について話したいと思います。

 

 

今後、材料を選択するときの参考にしてください。

 

現代の家づくりの中で一番多く使われている

 

 

ビニールクロスを使う場合のメリット

 

・価格が安い

 

・施工性がいい。

 

・仕上がりはきれいに見える。

 

・少しの汚れは雑巾で拭ける。

 

デメリット

 

・調湿しない。

 

・隙間や継ぎ目、はがれがでる。

 

・蓄熱性能がない

 

・化学物質で作られている。

 

・火災のとき有毒ガスが出る。

 

・張替えの時ごみになる。

 

・経年劣化が激しい。

 

 

無機質100%の塗り壁

 

メリット

 

・調湿機能がある。

 

・蓄熱性能がある。

 

・化学物質が含まれていない

 

・風合い、趣がある。

 

・経年劣化がすくない。

 

デメリット

 

・価格がビニールクロスより高い。

 

・クラックや欠けがでる。

 

・汚れやすい

 

 

 

樹脂が入っている塗り壁

 

メリット

 

・クラックが少ない。

 

・調湿機能がある。

 

・風合い、趣がある。

 

・経年劣化がすくない。

 

 

デメリット

 

・価格が高い

 

・化学物質が含まれている

 

・多少クラックや隙間がでる。

 

 

和紙

 

メリット

 

・価格が安い

 

・調湿機能がある。

 

・施工性がよい。

 

・経年劣化が少ない。

 

 

デメリット

 

・隙間やはがれがでる。

 

 

次に無垢の床板

 

メリット

 

・調湿機能がある。

 

・風合い、趣がある。

 

・経年劣化がすくない。

 

・蓄熱性能がある。

 

デメリット

 

・隙間や反りがでる。

 

・価格が高い。

 

張物のフローリング

 

メリット

 

・価格が安い。

 

・隙間や反りが少ない。

 

 

デメリット

 

・化学物質が含まれている

 

・調湿しない。

 

・張物なので住宅環境によってははがれる。

 

・経年劣化が激しい。

 

以上

 

ビニールクロス、塗り壁、和紙について主なメリット、デメリットです。

 

 

そのほかにもいろいろありますが、気になることはトコトン調べたほうが

 

納得いくと思います。

 

 

 

 

 

家は完成したときが一番新しくそれから

 

古くなっていきます。

 

経年変化によりできるだけ、古さや汚れ

 

を感じさせない材料を選択していただきたいと思います。

 

 

ただ、家を長持ちさせるには本物の材料を使うのが

 

基本ではないでしょうか。

 

 

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