TVでは「不眠症」対策のCMが流れたり、
時々、特集が組まれたり。
「不眠症」という言葉は、すっかりお馴染みになりましたね。
「不眠症の定義」は
『夜間なかなか入眠できず、
寝付くのに普段より2時間以上かかる入眠障害、
・一旦寝付いても夜中に目が醒め易く、
2回以上目が醒める中間覚醒、
・朝起きた時にぐっすり眠った感じの得られない熟眠障害、
・朝、普段よりも2時間以上早く目が醒めてしまう早朝覚醒、
などのいずれかの症状があること。
そしてそれが週2回以上、
かつ少なくとも1ヶ月間は持続すること。
不眠のため自らが苦痛を感じるか、
社会生活又は、職業的機能が妨げられること、
などの全てを満たすこと』
とあります。
精神的なストレスや身体的苦痛のため、
一時的に夜間良く眠れない状態は生理学的反応としての不眠であって、
不眠症とは言わないそうです。
これは、日本睡眠学界のホームページに記載してあった説明ですが、
一口に不眠症といっても「こんなにパターンがあるんだな」
と初めて知りました。
私が子供の頃は、夕方薄暗くなると、
たっぷり遊んだ子供たちは急いで家に帰る時間でした。
スーパーは19時か20時には閉まって、夜は真っ暗。
静かな世界が広がり「一日が終わる」と感じる環境でした。
遊び疲れた子供は、深夜まで起きることも無く、
人や車の動きが少なくなった町は、
街灯が寂しげに灯っていて…。
しかし今は、夜になっても町には活気があり、
TVは24時間に近いくらい放送が続き、
パソコン・ケータイが発達・普及し、
子供は夜も塾に通い、
大人は残業で疲れ果て…
すっかり眠らない社会になりました。
眠らせてくれない社会と言った方が正しいかもしれません。
そのため、眠りを追求する業界も、様々な提案をしています。
「熟睡感を感じられるベッド」
「睡眠を追及し、特化したホテル」
などなど。
「本当に多くの人が、ぐっすり眠りたいんだ」と感じます。
そういえば、
「快眠」をアピールした住宅会社は少ないですよね。
ていうか私の廻りにはそれをテーマにしている会社はありません。
おおさんのご近所に、そんな会社はありますか?
「省エネ住宅」とか「長期優良住宅」とか
家の機能のアピールは、よく見かけますが、
「自然な眠りに導いてくれる家」って、
体にも心にも、生活全体に優しそうだと思いませんか?
「今日も1日頑張った~。さあ、ぐっすり寝るぞ~」
と、眠るのが楽しくなる家って、いいと思いませんか?
何を隠そう(笑)私も安眠住宅を手掛けています。
今後はこれを標準的に採用するのもいいかもしれません。
寝る子は育つ!
安眠出来る人は健康!
安眠できる健康住宅なんていかがでしょうか。